金融商品取引法は、上場企業の財務報告の信頼性を担保するために、上場企業に対して、事業年度ごとに内部統制報告書を作成して提出することを義務付けています。
J-SOXとは、この内部統制報告制度を意味します。
上場企業の経営者は、自らの責任において、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を評価して内部統制報告書に取りまとめ、公認会計士等の監査を受けたうえで提出する義務を負います。
なお、新規上場企業の場合、内部統制報告書の提出は必要ですが、内部統制報告書に係る公認会計士等の監査については、上場後3年間、免除を受けることができます。