のれん

関連知識

会計上ののれんとは、M&Aによって他の企業や事業を取得した場合における、取得の対価と対象企業等の時価純資産の差額です。
たとえば、時価純資産が600の企業のすべての株式を対価1,000で取得した場合、差額の400がのれんとして貸借対照表に計上されることになります。

一般的なM&Aでは、取得の対価が時価純資産を上回ります。この場合は、正ののれんが資産に計上されます。一方、取得の対価が時価純資産を下回った場合(バーゲンパーチェス)には、負ののれんが収益に計上されます。

対象企業等の将来性を高く評価したため、時価純資産を大きく上回る金額で取得したような場合には、自社の貸借対照表に、多額の正ののれんが資産計上されることになります。このような場合に、買収した企業等の業績が想定通りに推移しないと、多額の減損損失が発生することがあります。