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貸借対照表において、資産が負債を下回って純資産がマイナスとなっている状態を、債務超過といいます。
債務超過は、企業の存続に深刻な懸念が生じていることを示す典型的な事象とみなされています。
コベナンツ(財務制限条項)が付された借入金を負う企業が債務超過に陥った場合には、期限の利益を失う(融資の一括弁済を求められる)可能性があります。
上場企業の場合、債務超過が継続すると、上場廃止になることがあります。